2月 23, 2018 16:45 Asia/Tokyo
  • IAEAが、改めてイランの核合意遵守を認証

IAEA国際原子力機関の報告により、改めてイランの核活動が6カ国との核合意に完全に合致していることが証明されています。

ファールス通信によりますと、IAEAの天野事務局長は22日木曜、改めてイランが核合意を遵守している事実を認め、「イランは、IAEAに対し、最新鋭の海上核施設を建設する旨を通知してきている」と語りました。

また、イランの核計画の最新状況に関する定例報告において、イランが重水や濃縮ウランに関して定められた上限枠を守っていることを認めています。

この報告によれば、イランはIAEAに対し従来どおり、合意した監視活動の実施を許可しています。

イランのナジャフィIAEA大使も、IAEAの最新報告について、「核合意の実施日から数えて10回目、また実施の検証に関するIAEA理事会への報告としては9回目となるこの報告は、改めてイランの核活動が完全に核合意に合致していることを証明している」と語りました。

国連安保理常任理国にドイツを加えた6カ国とイランの間で成立した核合意は、2016年1月から実施されていますが、アメリカは常にこの合意に違反しています。

アメリカに同盟するヨーロッパ諸国、中国、そしてロシアは、核合意の実施を妨害する、アメリカのトランプ大統領の反イラン的、一方的な行動に反対しています。

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