アメリカの鉄鋼輸入制限に対する各国の抗議が継続
https://parstoday.ir/ja/news/world-i40767-アメリカの鉄鋼輸入制限に対する各国の抗議が継続
アメリカの鉄鋼の輸入制限に向け、高い関税を課すとしたトランプ大統領の決定を、数カ国の高官が強く非難しました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
3月 06, 2018 20:59 Asia/Tokyo
  • 鉄鋼輸入
    鉄鋼輸入

アメリカの鉄鋼の輸入制限に向け、高い関税を課すとしたトランプ大統領の決定を、数カ国の高官が強く非難しました。

トランプ大統領は、先週、鉄鋼の輸入に25%、アルミニウムの輸入に10%の関税を課す方針を明らかにしました。

カナダのトルドー首相は、5日月曜、トランプ大統領と電話で会談し、この決定に強い懸念を示しました。

ブラジルの政府高官も、アメリカの鉄鋼輸入への関税に関する計画について、WTO世界貿易機関に訴えを起こすと共に、アメリカ政府に対し、この決定の見直しを求めました。

ドイツも、ヨーロッパの製品に対するアメリカの関税の引き上げを受け、貿易戦争が起こる可能性について、アメリカに警告しました。

アメリカへのアルミニウム輸出国は、1位がカナダで70億ドル、2位は中国で18億ドルとなっています。

また、鉄鋼の主な輸出国も、1位がカナダで55億3000万ドル、2位は韓国で31億1000万ドル、3位はメキシコでおよそ30億ドルとなっています。