アメリカが同盟国に対する関税導入を延期

アメリカが、鉄鋼製品とアルミニウム製品の輸入関税導入を５月１日まで延期しています。

フランス通信がアメリカ・ワシントンから伝えたところによりますと、アメリカのホワイトハウスは、トランプ大統領は２２日木曜夜、一部の重要な貿易相手国からの鉄鋼製品とアルミニウム製品に対する輸入関税導入を今年５月１日まで延期するとしました。

この声明はまた、ＥＵ諸国、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、メキシコ、韓国がこの延期の対象に含まれると述べました。

さらに、アメリカは現在、鉄鋼製品の輸入で安全保障が弱体化する問題に対応するため、これらの国と協議を行っているとしました。

ＥＵ諸国など、多くの国はアメリカに対して、これが適用された場合、断固とした報復措置に出ると警告を発しました。

一方、アメリカ政府は、これは主に中国に対する措置だとしています。