フランス大統領が、核合意の維持を強調
(last modified Fri, 20 Apr 2018 07:34:36 GMT )
4月 20, 2018 16:34 Asia/Tokyo
  • フランス大統領が、核合意の維持を強調

フランスのマクロン大統領が、イランとの核合意の重要性を強調し、イギリスやEUとともに核合意への支持を表明しました。

ロイター通信によりますと、マクロン大統領はドイツ・ベルリンで同国のメルケル首相と共同記者会見し、フランスは、イギリスやEUとともに、イランに対する共通した立場を有しており、常にイランとの核合意の重要性を強調してきた」と語っています。

また、「3年もの歳月をかけた国際的な協議の結果としての核合意を放棄してはならない」と述べました。

さらに、「核合意だけでは、イランとの関係改善に十分ではないが、イランの核活動の継続に秩序をもたらすものだ」としています。

一方、メルケル首相も「イランとの核合意に関する緊密な協力は喜ばしいことだが、イランの弾道ミサイル関連の武器の問題も存在する。これに関しては、共通の立場をとる必要があり、イギリスもこのような立場を有している」と語りました。

イランの政府関係者も、これまでに何度も、地域やミサイルに関する計画については西側諸国と交渉する意向はないと表明しています。

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