イラン司法府長官、アメリカの司法制度の横暴な本質を強調
May 08, 2018 19:02 Asia/Tokyo
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イラン司法府のアーモリーラーリージャーニー長官
イラン司法府のアーモリーラーリージャーニー長官が、イランに対するアメリカ・ニューヨーク南地区裁判所の行動を非難し、この法的命令は国際世論に対して、アメリカの司法制度の横暴な本質をこれまで以上に示しているとしました。
ニューヨーク南地区裁判所は、今月1日、何の証拠もない中で、イランに対して、2001年のアメリカ同時多発テロの犠牲者に60億ドル以上の賠償金を支払うよう命じました。
アーモリーラーリージャーニー長官は7日月曜、イランの司法高官の会合で、この行動は、イランに反対するアメリカのこっけいなパフォーマンスであり、国際世論とアメリカの人々は、この同時多発テロの裏側に、国際テロ組織アルカイダやサウジアラビアがいたことをよく知っているとしました。
また、サウジアラビアはこの事件に関する暴露を行わないよう、アメリカに多額の賄賂を支払い、またアメリカ政府はこの事件に関する機密情報の公開を制限しているとしました。
さらに、イランは国民と国土を守る上で、新たな協議を行うことはなく、イランのミサイル能力などの防衛力の問題を核合意に含めることは、敵による無益な行為だと強調しました。

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