アメリカ元上院議員、アメリカのISIS誕生への関与を認める
(last modified Sun, 02 Sep 2018 12:54:27 GMT )
9月 02, 2018 21:54 Asia/Tokyo
  • ケリー・ワード元上院議員
    ケリー・ワード元上院議員

11月のアメリカ中間選挙で、アリゾナ州から上院議員を目指すケリー・ワード元上院議員が、テロ組織ISISの創設にアメリカが関与したことを認めました。

IRIB通信によりますと、ケリー・ワード元上院議員は、「オバマ政権時代、オバマ大統領自らをはじめ、クリントン国務長官、マケイン上院議員と、別の当時の上院議員が、ISISの誕生と武装に関与した」と語りました。

また、「2011年、マケイン議員は、カダフィ大佐を退陣させるためにリビアの民兵を武装させようとした議員の一人だった。その翌年、アメリカ大使をはじめとするアメリカ人4人が、この勢力によって殺害された」と語りました。

さらに、「その後、マケイン議員、オバマ大統領、クリントン長官がリビアをテロリストの拠点にした。その後、彼らの注目は、シリアの反体制派の武装化に移っていった」と語りました。

ワード元上院議員は、「2013年5月、マケイン議員がシリアを訪問し、シリアのテロリストと写真を撮ったが、彼らは後にISISと呼ばれた組織の中心人物になった人々だった」としました。

また、アメリカによるISISへの支援の継続を批判し、「マケイン議員は、シリアのテロリストの武装化と国境における彼らの安全確保のために、13億ドルを要請した」と語りました。

 

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