国連が、カショギ氏失踪事件に関して、サウジアラビアの外交特権の取り消しを要請
10月 16, 2018 21:26 Asia/Tokyo
-
ミシェル・バチェレ国連人権高等弁務官
国連人権高等弁務官が、トルコでのサウジアラビアの反体制派ジャーナリストジャマル・カショギ氏失踪事件に関与している可能性があるとされる、サウジアラビア当局の外交特権の取り消しを求めました。
ミシェル・バチェレ国連人権高等弁務官は16日火曜、声明を発表し、「カショギ氏の失踪問題が重大事であることから、1963年のウィーン領事条約に定められているサウジアラビアの在外外交使節やその職員らに対する、訴追免除などの外交特権は取り消されるべきだ」としました。
バチェレ氏はまた、トルコとサウジアラビアに対し、殺害された可能性があるカショギ氏の失踪に関するすべての情報の開示を求めました。
アメリカの新聞ワシントンポストのコラムニストとして同新聞に協力していたカショギ氏は、今月2日に一部の手続きのため、トルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア総領事館を訪れたものの、その後行方不明となりました。
トルコ警察による第一報では、カショギ氏は領事館内で殺害されたと言われています。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ
https://twitter.com/parstodayj
タグ