イスラム教徒団体が、イスラムの名で行われる暴力を強く非難
(last modified Mon, 28 Mar 2016 13:06:08 GMT )
3月 28, 2016 22:06 Asia/Tokyo
  • イスラム教徒団体が、イスラムの名で行われる暴力を強く非難

ベルギーのイスラム教徒団体が、イスラムの名で行われる暴力を強く非難しました。

ベルギー・フランス語放送の情報サイトによりますと、ベルギーのイスラム教徒団体の会長は、27日日曜、ベルギー・ブリュッセルのテロの数日後、「イスラム教徒が、イスラムの名で行われるテロや暴力を容認することはない」と語りました。

このイスラム教徒団体の会長はまた、イスラムやイスラム教徒は過激派に対して、完全に反対しているとしました。

ベルギーのイスラム教徒の社会学者も、これに関して、イスラム教徒はこのような行動に対する支援を疑われており、一方で、彼らはベルギー社会のほかの人々と同様に、テロの犠牲になっていると述べました。

この2名はまた、22日火曜のテロの犠牲者の遺族に対して、哀悼の意を示しました。

ブリュッセルのグランドモスクも、声明の中で、「テロリストは危険な犯罪を犯しており、ベルギーのイスラム教徒はブリュッセルのテロとイスラム教は何の関係もないと述べている」としました。

22日のテロ攻撃で、ブリュッセルの空港と地下鉄がテロ攻撃を受け、31名以上が死亡、およそ200人が負傷しました。

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