ナイジェリア・アブジェで政府軍の犯罪が継続、デモ隊を攻撃
10月 30, 2018 15:47 Asia/Tokyo
ナイジェリアで、政府軍がシーア派教徒のデモ隊を襲撃、発砲し、これにより複数名が殉教しました。
ロイター通信によりますと、ナイジェリアのシーア派教徒数百人が29日月曜、同国の首都アブジャで抗議デモを開催し、同国のイスラム運動の指導者で現在拘束中のザクザキ師の解放を求めました。
このデモによる殉教者数はまだ明らかにされていませんが、目撃者の証言によれば多数の殉教者の遺体がCujo地区で目撃されているということです。
ザクザキ師とその婦人は2015年12月13日、ナイジェリア北部カドゥナ州ザリア市内にある宗教施設への襲撃の中で身柄を拘束されました。
ナイジェリア軍はザクザキ師の逮捕、拘束した当日、同師の自宅や宗教施設内に集結していた人々に向かって発砲し、この中でザクザ師の3人の子弟を含む数百名が殉教しています。
ナイジェリア市民はこれまでに何度も国内各地で大規模な抗議デモを実施し、ザクザキ師の解放を求めています。
ナイジェリア軍は今月27日にも、シーア派の追悼行事アルバインの行進への参加者を銃撃し、これにより少なくとも10名が殉教しました。
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