「黄色いベスト」運動が7週目に突入、パリで警察と抗議者が衝突 (動画)
(last modified Sun, 30 Dec 2018 10:19:56 GMT )
12月 30, 2018 19:19 Asia/Tokyo
  • パリの「黄色いベスト」運動
    パリの「黄色いベスト」運動

フランスで始まった「黄色いベスト」運動が29日土曜、開始から通算7週目を迎え、この日も警察による暴力と抗議者の弾圧が行われました。

 

 

AP通信によりますと、フランス・パリ市内のシャンゼリゼ通りで実施された29日の抗議行動は、この数週間での抗議の主要な舞台となりましたが、警察の介入により衝突に発展しました。

この報告によれば、警察側は抗議者に向かって催涙ガスを噴射したということです。

この「黄色いベスト」運動が続く中、フランスのマクロン大統領は年末休暇を過ごしており、同大統領の現在の居場所についてはまったく情報がないということです。

「黄色いベスト」運動は今月28日、パリ市内にあるマクロン大統領の公邸を包囲し、敷地内への乱入を試みました。

この運動は先月17日、フランス政府による燃料税の引き上げに対する抗議運動として発生し、その後も支持者らが毎週土曜日に定期的にこの運動を実施しています。

マクロン大統領は、この運動が拡大した後、燃料税の引き上げ案を撤回し、最低賃金のベースアップを初めとする一連の改革の実施を約束しましたが、フランス国内では今なお抗議行動が続いています。

 

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