イギリス人の子供の3分の1が、飢餓と貧困に遭遇
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イギリスの子供の飢餓と貧困
イギリスの慈善団体の統計によりますと、イギリス人の子供全体のおよそ30%に相当する410万人が、深刻な飢餓と貧困に遭遇していることが明らかになりました。
イギリスの新聞インディペンデントによりますと、慈善団体・Joseph Rowntree Foundationの統計では、イギリスの総人口のおよそ5分の1にあたる1400万人が貧困状態にあるということです。
イギリスのランカシャーにある小学校の校長は、同校の在校生の10人に1人の割合で、家庭に十分な現金がないために慈善団体が提供する食物に頼っていることを明らかにしました
また、「在校生の一部のかばんには弁当などの食物はなく、彼らは空腹により態度が変わり、ゴミ箱から残飯をあさるという態度に出ている」と話しています。
ユニセフは2017年の報告で「イギリスの15歳以下の子供全体の19%は、親が十分な食料の確保が困難な家庭で育っている」としました。
イギリス国民は、首都ロンドンをはじめとする各都市での経済問題や貧困の拡大、緊縮財政政策の継続に抗議しています。
イギリス下院議員の一部は10日木曜、政府に対し貧困問題担当大臣を任命するよう求めています。
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