フィリピン南部で、イスラム自治政府の賛否を問う住民投票が実施
1月 21, 2019 20:57 Asia/Tokyo
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フィリピン南部で、イスラム自治政府の賛否を問う住民投票が実施
フィリピン南部ミンダナオ島で、イスラム教徒による自治政府への参加の是非を問う住民投票が実施されています。
ロイター通信によりますと、この住民投票は21日月曜、ミンダナオ島で実施されており、これまでの数十年にわたる分離・自治権獲得をめぐる争いに終止符が打たれると見られています。
フィリピン南部では、これまで40年間にわたりフィリピンからの分離をめぐる争いにより、12万人以上が死亡しています。
自治政府の発足後も、フィリピン中央政府はこれまで通りこの地域に対する年間予算や治安などを監督しますが、同国の分離主義勢力、モロ・イスラム解放戦線への主権移譲は2022年以降になる見込みです。
フィリピン政府は、今回の住民投票を支持しており、同国のドゥテルテ大統領は当地区の住民に対し、賛成票を投じるよう呼びかけています。
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