独仏による新友好条約の締結と同時に、反政府デモが発生
1月 23, 2019 18:55 Asia/Tokyo
政府への抗議活動を続ける人々が、ドイツとフランスによる新友好条約の締結と同時に、これに対する抗議デモを行いました。
IRIB通信によりますと、ドイツのメルケル首相とフランスのマクロン大統領は22日火曜、ドイツ西部アーヘンにて両国の協力強化を定めた「独仏協力・統合条約」(アーヘン条約)に調印しました。
しかし、これと時を同じくしてこの町の反政府を訴える人々が、ドイツとフランスにおける社会正義の実現を訴えるスローガンを叫びました。
厳戒態勢の中で実施されたこの抗議デモの参加者らはまた、メルケル首相とマクロン大統領の辞任を要求しています。
今回締結されたアーヘン条約の目的は、両国間の防衛や外交、協力の深化を狙いとしています。
メルケル首相は、この条約の調印式において、「ドイツとフランスはこの新条約の締結により、ヨーロッパ軍の結成に参画し、ヨーロッパの領土が武力攻撃を受けた場合には、武力手段などの行使により相互を支援したいと考えている」と語りました。
また、マクロン大統領も、「現在、我々はイギリスのEU離脱問題に直面しているが、フランスとドイツは自国のアプローチの統合・団結を強調すべきだ」と述べました。
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