3月 31, 2016 19:34 Asia/Tokyo
  • 中国が、韓国でのアメリカのTHAAD配備に反対

中国が朝鮮半島における弾道ミサイルシステムTHAADの配備に向けたアメリカの意向に反対しました。

イルナー通信によりますと、中国外務省のコウライ報道官は、記者会見で、「この問題は中国政府にとってまったく受け入れられず、中国は地域におけるアメリカのこの計画の実行には耐えられない」としました。

コウライ報道官は、「このミサイルシステムは北朝鮮の脅威を超えたものであり、その射程距離は問題の地域を越えている」と強調しました。

中国の王毅外務大臣もこれ以前、韓国におけるアメリカのTHAADの配備を非建設的な措置だとしていました。

アメリカと韓国は2年前から、このミサイルシステムの配備に向け多くの努力を開始しており、北朝鮮の脅迫に対抗するため、これらのミサイルの配備をできるだけ早期に実現すべきだと強調しています。

中国はこのミサイルシステムは、北朝鮮のミサイルの脅威をはるかに越えているとし、アメリカに対してミサイルを配備するのではなく、地域での平和と緊張緩和を促進するよう求めました。

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