アメリカ政府系機関の閉鎖による損害額は１１０億ドル
1月 29, 2019 18:54 Asia/Tokyo
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米政府系機関の閉鎖
アメリカで、先月下旬から１ヶ月強に及んだ政府系機関の閉鎖により、同国の経済損失が１１０億ドルに達しました。
フランス通信が、アメリカ・ワシントンから報じたところによりますと、政府系機関の閉鎖によりアメリカの経済活動が減速したことを受け、同国議会の予算部門は２８日月曜、声明を発表し、「今回の政府系機関の閉鎖により、アメリカ経済は１１０億ドルの損失をこうむったが、そのうちおよそ３０億ドルは取り返しがつかない」と発表しています。
また、「政府系機関の閉鎖による国会経済への悪影響に加えて、この問題は企業活動や給与所得者の生活にも、好ましくない影響を及ぼしている」としました。
職員８０万人が就労するアメリカの政府系機関は、１ヶ月強の閉鎖・業務停止を経て、アメリカのトランプ大統領は今月２５日、政府系機関の閉鎖解除に向けた合意を明らかにしましたが、今後ともメキシコとの国境壁の建設予算の問題が解決されなければ、再び政府系機関が閉鎖されることになると脅迫しています。
トランプ大統領は、メキシコとの国境壁の建設予算を要求していますが、民主党はこの要求に反対しています。
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