米北朝鮮担当特使が、朝鮮半島の非核化に関する北朝鮮との最新の協議について説明
2月 10, 2019 18:58 Asia/Tokyo
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ビーガン特使
アメリカのスティーブン・ビーガン北朝鮮担当特使が、朝鮮半島の非核化に関する、北朝鮮の政府関係者との最近の協議について説明しました。
メフル通信によりますと、ビーガン特使は今月7日に北朝鮮・ピョンヤンで行った、同国の金革哲(キム・ヒョクチョル)特別代表との会談の状況を説明し、「北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長は、新たな歩みを求めている」と語っています。
また、朝鮮半島の核関連の合意におけるアメリカの約束不履行には触れず、「約束を取り交わした双方が取り決めを履行すれば、問題解決のための努力という枠組みで進展するだろう」と述べました。
現在、韓国・ソウルを訪問中のビーガン特使は9日土曜、韓国のカン・ギョンファ外相、並びに同国外務省の李度勲(イ・ドフン)朝鮮半島平和交渉本部長とも会談しています。
アメリカは、同国のトランプ大統領と北朝鮮のキム委員長との2回目の会談が今月末にベトナムで実施される事を明らかにしています。
なお、初の米朝首脳会談は昨年6月にシンガポールで実施されました。
この時に調印された文書によれば、北朝鮮は自国の核兵器を完全に廃棄すること、アメリカは北朝鮮の安全を保障する事が取り決められていましたが、トランプ大統領はこの会談の直後に、対北朝鮮経済制裁を1年延長しています。
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