アメリカ大統領補佐官が、再度ベネズエラを脅迫
3月 04, 2019 19:13 Asia/Tokyo
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アメリカのボルトン大統領補佐官
アメリカのボルトン大統領補佐官が、「ベネズエラの反体制派指導者グアイド氏の帰国を阻む全ての動きに対し、アメリカは断固たる対応をとる」と語りました。
IRIB通信によりますと、ボルトン補佐官はツイッターで、アメリカ寄りのグアイド氏がベネズエラへの帰国を表明したことに触れ、「グアイド氏の安全な帰国を阻止するような動きは全て、アメリカと国際社会による手厳しい回答に直面するだろう」と述べました。
ボルトン補佐官のこうした脅迫の一方で、EUのモゲリーニ外務安全保障政策上級代表は、「ベネズエラ危機の解決は、政治的、民主的、平和的な方法によってのみ可能だ」としました。
国連も、ベネズエラに対するアメリカとその同盟国の軍事介入に全面的に反対しています。
グアイド氏は、ベネズエラ政府に対抗するため外国の支持を取り付ける目的で、コロンビアなど数カ国を訪問していましたが、最近帰国の意志を表明しました。
ベネズエラ政府は、「グアイド氏は、違法に出国したため法的に訴追されることになる」と発表しています。
ボルトン補佐官はCNNとのインタビューでも、「トランプ政権は、ベネズエラのマドゥロ現政権の打倒、及びグアイド氏の政権掌握を目指す連合の結成に向けて努力している」と発言しました。
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