米のイスラム教徒議員が、9.11テロに関する米大統領のツイートに反論
4月 14, 2019 20:10 Asia/Tokyo
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イルハン・オマル氏
アメリカのムスリミ女性下院議員、イルハン・オマル氏が、アメリカのトランプ大統領の政策を批判するとともに、ツイッターでの同大統領のメッセージに反論しました。
アメリカの政治専門紙ザ・ヒルの情報サイトによりますと、イルハン・オマル議員は13日土曜、ツイッター上にメッセージを発表し、トランプ大統領の嘲笑的なツイートを批判したことに関して、支持者らに謝意を示し、「自分は、沈黙するためではなく、民主主義を擁護しそのための戦いに挑む目的で議員になった」と述べています。
また、「トランプ政権は、労働者階級ではなく、大富豪らへの減税を考えている」としました。
トランプ大統領はイルハン・オマル議員に対する批判的なツイートを発表し、その中で2001年のアメリカ同時多発テロを同議員のコメントと抱き合わせにしています。
トランプ大統領は、この動画を発表することで、イルハン・オマル議員が同時多発テロ攻撃の犠牲者に注目していないことを暗示しようとしていました。
オマル議員は、ツイッター上において、同時多発テロ以来イスラム教徒に対する制限措置が拡大されたことを批判しています。
トランプ大統領のツイートは、民主党議員をはじめ、様々な団体や関係者から批判されています。
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