フランスで、保安警備体制が強化
May 01, 2019 19:43 Asia/Tokyo
フランスのカスタネール内務大臣が、メーデーの集会や行進の実施を前に、同国内で厳戒態勢が敷かれていることを明らかにしました。
1日水曜は、労働者の日・メーデーです。
毎年この日は、世界各国で労働者階級の支持をアピールするため、市民や労働者による集会や行進が実施されます。
ドイツDPA通信によりますと、カスタネール内相は「メーデーに破壊活動グループが行動を起こすとの報道がなされたことから、厳戒態勢を敷くことを余儀なくされた」と語りました。
また、現在7000人以上の警察隊が出動態勢にあるとしています。
昨年11月中旬から、フランスでは政府による燃料税の値上げ案に反対する形で、「黄色いベスト」運動が展開されています。
「黄色いベスト」運動はこれまで、資本主義への反対や中流階級に対する経済格差の撤廃などをスローガンを掲げ、抗議行動を継続するとともに、マクロン仏大統領の辞任を要求しています。
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