米大統領経済顧問が、中国製品への追加関税に反対
(last modified Mon, 13 May 2019 10:19:24 GMT )
May 13, 2019 19:19 Asia/Tokyo
  • クドロー経済顧問
    クドロー経済顧問

アメリカのトランプ大統領の経済顧問を務めるラリー・クドロー米国家経済会議(NEC)委員長が、トランプ大統領の中国製品に対する関税の引き上げ方針に反対し、このような措置は両国の経済に損害を与えるとしました。

ロイター通信によりますと、クドロー経済顧問は13日月曜、「アメリカ側の関税の引き上げにより損害が大きくなるのは中国側のみ」としたトランプ大統領の発言に反応し、「アメリカ国内の生産業者も、確実に経済面で甚大な損害を被るだろう」と述べました。

また、「現在、米の有力な経済学者の誰もが、関税の引き上げをはじめトランプ大統領の経済政策に同意していない。このような計画の実施により、アメリカ側の負担は小さくなるどころか、逆に大きくなるだろう」と指摘しました。

トランプ大統領はツイッターで、「今回の追加関税により、中国のポケットマネー数十億ドルがアメリカのものとなるだろう」と話していました。

アメリカは、今月10日に中国との貿易交渉が決裂した後、中国からの輸入品2000億ドル相当に対する関税を、10%から25%に引き上げています。

 

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