オマーン海でのタンカー事故をめぐり、アメリカがイランに新たな疑惑
6月 17, 2019 19:58 Asia/Tokyo
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CENTCOM
西アジアと東アフリカ地域に展開するテロリスト軍=アメリカ中央軍(CENTCOM)の司令官が、根拠のない新たな表明を行い、「オマーン海での出来事の中で、イランが米軍無人機を標的にしようとしていた」と非難しました。
アメリカのABCニュースは、アメリカ中央軍司令官の話として、イランがオマーン海でのタンカー事故の後、アメリカの無人機をミサイルで攻撃しようとしていたと伝えました。

タンカーを巡る第一報が伝えられると、ポンペオ国務長官は何の証拠も提示することなく、「オマーン海での2隻のタンカー攻撃の責任はイランにある」と断定しました。
こうした中、日本の当局者は「イランがタンカーへの攻撃に関与したとする米国の証拠は十分ではなく、イランは非難されるべきではない」と表明しています。
イランのザリーフ外相も、「オマーン海でのタンカーの事件は不審」と表現し、「地域での対話フォーラムの形成」というイランの提案をあらためて強調しました。
13日木曜、オマーン海を航行中の2隻のタンカーが不審な事故により火災を起こしました。
その後、イランの港湾航行機関の救助部隊がただちに援助に向かい、これら2隻のタンカーの乗組員をイラン南部のジャスク港に移送しています。
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