アゼルバイジャン軍が、ナゴルノ・カラバフ地区のアルメニア軍参謀本部を攻撃
4月 04, 2016 19:57 Asia/Tokyo
アゼルバイジャン国防省が、政府軍がナゴルノ・カラバフ地区にあるアルメニア軍参謀本部を攻撃し、これを破壊したとしました。
イルナー通信によりますと、アゼルバイジャン国防省は4日月曜、この攻撃で軍の幹部関係者数名を含むアルメニア軍兵士多数が死傷したと発表しています。
この問題に関するアルメニアの政府関係者の反応については、まだ報告されていません。
2日土曜、アゼルバイジャン共和国とアルメニアが領有権を争っているナゴルノ・カラバフ地区で、この両国による軍事衝突が発生しました。
アゼルバイジャン国防省は4日月曜、この地区でのアルメニア軍の砲撃により、アゼルバイジャン軍兵士3名が死亡したと発表しています。
この両国での武力衝突が発生してから、これまでに死亡したアゼルバイジャン兵は15名に達しています。
この軍事衝突により、アルメニア側とアゼルバイジャン側を合わせて数十名が死亡しています。
ナゴルノ・カラバフ地区をめぐるこの両国の争いは1988年に始まり、1992年には軍事衝突に発展しました。