4月 04, 2016 21:00 Asia/Tokyo
  • アルメニア軍により、アゼルバイジャン軍兵士が死亡

アゼルバイジャン共和国が、アルメニアと領有権を争っているナゴルノ・カラバフ地区で、アゼルバイジャン軍兵士がアルメニア軍により殺害されたとしました。

プレスTVによりますと、アゼルバイジャン国防省は4日月曜、この地区でのアルメニア軍の砲撃により、アゼルバイジャン軍兵士3名が死亡したと発表しています。

アゼルバイジャン国防省の発表によりますと、アルメニアはアゼルバイジャン軍の拠点に対する攻撃で、迫撃砲やロケット弾を使用したということです。

アゼルバイジャン国防省はまた、「アルメニア側からの挑発行為が継続された場合には、アゼルバイジャンもアルメニアの軍事拠点に対し、全ての兵器を使用しての全面的な攻撃を開始する」と発表しました。

この両国での武力衝突が発生してから、これまでに死亡したアゼルバイジャン兵は15名に達しています。

アゼルバイジャン軍とアルメニア軍は、先週金曜夜からナゴルノ・カラバフ地区での管理ライン上で軍事衝突を起こし、この地区をめぐる両国の戦闘が再発しました。

アゼルバイジャンとアルメニアによる、ナゴルノ・カラバフ地区の領有権をめぐる争いは、1988年にアルメニアがアゼルバイジャンに対し、この地区の領有権を主張したことから始まっています。

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