バングラデシュでのテロ攻撃３周年の追悼記念式典が実施

7月 02, 2019 18:27 Asia/Tokyo

バングラデシュ・ダッカにて、同国で３年前の７月１日に発生したテロ組織ＩＳＩＳによる襲撃事件の追悼記念式典が実施されました。

２０１６年７月１日、ダッカ市内の外交官街にあるレストランが、武装した９人の人物に襲撃され、治安部隊との銃撃戦の後、現場に居合わせた人々４０人を人質にとりました。

この攻撃で、イタリア人９人、日本人７人、インド人１名、アメリカ人１名、バングラデシュ人２名を含むおよそ２０人と、実行犯６人が死亡しています。

この事件発生後、テロ組織ＩＳＩＳが犯行声明を出しました。

アナリストらは、バングラデシュの経済の脆弱さや人口密度の高さという国情を、サウジアラビアが悪用し、世論にワッハーブ派の過激な思想を広め、ＩＳＩＳなどのテロリストの活動を活発化させようとした、との見方を示しています。

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