ロシア、「ウラン濃縮は、NPT全加盟国の否定できない権利」
7月 22, 2019 19:51 Asia/Tokyo
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在ウィーン国際機関ロシア政府代表部のウリヤノフ大使
在ウィーン国際機関ロシア政府代表部のウリヤノフ大使が、イランにウラン濃縮の権利を与えるべきではないとしたアメリカ政府高官の表明に驚きの意を表明し、「ウラン濃縮は、NPT核不拡散条約の全加盟国の否定できない権利だ」と強調しました。
イルナー通信によりますと、ウリヤノフ大使は21日日曜、ツイッター上で、アメリカはNPTの内容を忘れているとし、「このように法を知らないこと、あるいは無知であることがNPTの統一性に弊害を与えている」と述べました。
アメリカ政府当局はここ数日、イランによるウラン濃縮度の引き上げや濃縮ウラン貯蔵量の増加に反応を示し、国際法や核合意の内容に反する表明を行い、「イランは、いかなるレベルであってもウラン濃縮を行ってはならない」と発言しました。
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