カシミール問題 インドがパキスタン側からの協議要請を拒否
8月 20, 2019 20:47 Asia/Tokyo
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インドのシン国防大臣
インド政府が、同国とパキスタンの係争地カシミール地方をめぐる協議という、パキスタン政府の要請を拒否しました。
ファールス通信によりますと、インドのシン国防相は、パキスタン側からの協議要請を拒否するとともに、「パキスタンとの協議は、カシミール地方のうちパキスタンの実効支配下にある地域に関してのみ可能だ」と述べました。
パキスタン外務省のファイサル報道官は先に、「わが国は、インドとの協議によりカシミール問題を解決する用意がある」と表明していました。
シン国防相はまた、「インドは、国連安保理やその他の国際機関でカシミール問題が提起されることに反対だ」としています。
数日前には、インドとパキスタンの要請により、カシミール危機に関する安保理会合が開催されました。
最近、インド政府がカシミール地方の自治権を剥奪したことを受け、同地方の状況はさらに厳しさを増しています。ヒンドゥー教徒にとってはこの地域への移住、土地の売買を容易にさせることになります。
一方でこの決定は、地域に在住するイスラム教徒にとっては多数派としての地位を次第に失わせ、ひいてはカシミール問題の住民の運命を決定する国民投票に大きな影響を与えると見られています。
カシミール住民は、この地方の処遇を決定する住民投票の実施を定めた安保理決議の実行を求めてきました。
現在、カシミール地方の一部はインドが、もう一部はパキスタンが実効支配していますが、両国はこの地域全体の領有権を主張しています。
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