Pars Today

ロシアのメドベージェフ首相が、アルメニアとアゼルバイジャンの緊張拡大に関して警告を発しました。

ロイター通信が8日金曜伝えたところによりますと、アルメニアを訪問したメドベージェフ首相は、「アルメニアとアゼルバイジャンの緊張拡大と、その危険な段階への到達を阻止することは、重要な問題であり、真剣に取り組むべきだ」と述べました。

メドベージェフ首相は、ナゴルノカラバフでの緊張拡大について触れ、「ロシアは、アゼルバイジャンとアルメニアの緊張を解消するために仲介する用意がある」と述べました。

さらに、「ロシアはナゴルノカラバフにおける平和と安定確立のためにすべての手段を用いる用意がある」としました。

ロシアのラブロフ外務大臣も6日水曜、アゼルバイジャン、ロシア、イランの3カ国の外相会談後、「ロシアはシリア問題と同じようにナゴルノカラバフでも停戦実行を監視する用意がある」と述べました。

ナゴルノカラバフでは、アルメニアとアゼルバイジャンの間で衝突が再燃し、双方の兵士が死亡しています。