中国、スポーツの政治化に反対
12月 11, 2019 18:29 Asia/Tokyo
中国の外交部報道局長が、ロシアが主要な国際スポーツ大会に4年間出場停止となったことについて、「スポーツ大会を政治問題にすることには反対だ」と語りました。
イルナー通信の報道によりますと、華春瑩 報道局長は10日火曜、北京で行われた定例記者会見において、中国は世界の無実のスポーツ選手の権利を擁護する立場を取るとし、国際スポーツの正義、公平、誠実を真の意味で守っていくと述べました。
同局長はロシアがオリンピックの重要なメンバーであることを強調、「ロシアでは多くの一流スポーツ選手たちが、オリンピック普及にプラスの貢献を果たしてきた」と指摘しました。
また、一部の国々が中国の人権状況を批判していることに触れ、「これらの国は現実に目を向けず、根拠のない批判を行っている。しかし米国では、75パーセントのイスラム教徒の人々が『われわれは深刻な差別に直面している』と答えている」と反論しました。
WADA世界アンチ・ドーピング機構は9日月曜、オリンピックを含む主要な国際大会からロシアを排除する処分を決定しました。
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