イラン革命防衛隊司令官の暗殺
トルコ大統領、「イラン司令官の暗殺は返答を免れない」
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エルドアン大統領
トルコのエルドアン大統領が、「イランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊の故ソレイマーニー司令官ほどの人物の暗殺は、それに対する返答を免れないだろう」と語りました。
タスニーム通信によりますと、エルドアン大統領は5日日曜、米国がイラクで行ったソレイマーニー司令官の暗殺に言及し、「米国はテロ行為により、地域の危機をさらに高めた。なぜなら、故司令官ほどの地位にある人物の暗殺は反応がないままでは終わらないからだ」と述べました。
同大統領はまた、米トランプ大統領に対し、米軍をイラクから撤退させるよう求めました。
イスタンブールにある米領事館前には同日、ソレイマーニー司令官の暗殺と地域での米軍演習に抗議して数千人のトルコ市民が集まりました。
人々は口々に、「アメリカに死を」「シオニスト政権イスラエルに死を」とするスローガンを叫び、米国による司令官暗殺というテロ行為を非難し、米政府を国家テロの実行者だと糾弾しました。
そして、怒りをあらわにして星条旗とシオニスト政権の旗に火をつけ、「故ソレイマーニー司令官はイラクやシリアの地で米国が支援するテロ集団との戦いに命を捧げた英雄だった」と称えました。
イランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官は3日金曜未明、イラク民兵組織ハシャド・アルシャビのアブーマハディ・アルムハンディス副司令官らとともに、イラク・バグダッド空港付近で米軍の空爆を受け殉教しました。
世界の多くの国々が、この米国のテロ行為を非難しています。
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