ボリビア前大統領が国民に呼びかけ 「人々を防衛する市民団体の結成を」
1月 13, 2020 19:16 Asia/Tokyo
亡命中の前ボリビア大統領・モラレス氏が、同国民の防衛に向けた武装組織の結成を求めました。
ロイター通信によりますと、モラレス氏は最近発表された音声ファイルが自身の発言だったことを認め、「私が目的としているのは(軍隊のような)武装組織の結成ではない。人々を防衛できる市民団体だ」と述べました。
また、「ボリビア暫定政権が国民に武力で攻撃しているうちは、国民も必要な組織を結成し、自らとその安全を守る権利がある」と語りました。
現在アルゼンチンに亡命中のモラレス氏は、近くボリビアに帰国することを表明しています。
ボリビアでは、昨年10月20日の大統領選挙でモラレス氏が再選した後、混乱が発生しました。
混乱による危機の高まりと、米国が加担してクーデターが発生したことから、モラレス氏はメキシコ、ついでアルゼンチンへと亡命を余儀なくされました。
アルゼンチン政府は、モラレス氏を政治亡命者として保護しています。
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