米上院が、大統領交戦権制限について第1回投票
2月 13, 2020 20:54 Asia/Tokyo
アメリカ上院の民主党議員と共和党議員の一部が、同国大統領の対イラン交戦権を制限する決議案に賛成票を投じました。
ロイター通信によりますと、米上院の民主党議員と共和党議員8人は12日水曜、トランプ大統領の要求に反し、大統領の対イラン交戦権を制限する決議案に賛成票を投じました。
上院の決議案は、現地時間で12日に賛成51票、反対45票で可決され、13日に最終投票が行われることになりました。
トランプ大統領は、共和党議員に対して、この決議案を可決しないよう求めていました。同大統領は、このような決議案は大統領の行動を制限し、イランに対し脆弱なメッセージを送ることになると主張しています。
米下院は先月30日、トランプ政権に対イラン軍事行動目的での連邦政府資金の使用を禁じる決議案を可決しています。
下院は、トランプ政権に対イラン軍事行動のための連邦政府資金の使用を禁じるのみならず、トランプ大統領がイランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊ソレイマーニー司令官の暗殺を正当化するために持ち出した2002年の対イラク軍事行動の許可を、反対166票に対して賛成236票で破棄しました。
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