アフガニスタン大統領、「我が国の政治体制は、イスラム首長国ではない」
3月 01, 2020 23:32 Asia/Tokyo
アフガニスタンのガニ大統領が、アフガニスタンを支配する合法的な体制が共和制であるとして強調しました。
1年にわたる集中的交渉の末、アフガニスタンで戦争のみ未収束への懸念の中、最終的に米国とタリバンの当局者は29日土曜、カタールのドーハで和平協定に署名しました。
この協定文書には、「この協定は、『アメリカによって正式に承認されていないアフガニスタンイスラム首長国・通称タリバンとアメリカ』との間で調印されたと記されています。
この協定によりますと、米軍及び外国軍は、タリバンが今後の14か月間にアフガニスタンでの暴力を控えるということを条件に、アフガニスタンから完全撤退することになっています。
タスニーム通信によりますと、アフガニスタンのガニ大統領は、NATO北太平洋条約機構のストルテンベルク事務総長および米国のエスパー国防長官との共同記者会見の席上で、「アフガニスタンの合法的な統治体制は共和制であり、イスラム首長国ではない。タリバンは米国との合意文書に定められたその義務を遵守しなければならない」と語りました
アフガニスタンのカルザイ前大統領も、「アフガニスタンの和平プロセスは、我々の手で管理し、実施すべきである」と語っています。
米国は、アフガニスタン国民と政治家から、同国からの軍部隊の撤収を強く迫られています。
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