新型コロナウイルスがアメリカの人種間の相違を明確化
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アメリカでの新型コロナウイルス感染拡大
新型コロナウイルスには人種の相違は関係ありませんが、米国での同ウイルスの蔓延は人種差別の裾野を広げています。
アメリカの新聞ワシントンポストはその社説で、新型コロナウイルスの流行の最中でのトランプ米大統領の差別的行動について指摘し、「公表された数字は、我が国では新型コロナウイルスに感染した黒人の死亡率が異常に高いことを示している」と報じています。
さらに、「現在明らかになっている数字によると、米イリノイ州 シカゴの人口の30パーセントは黒人だが、この街で新型コロナウイルスで死亡した人々の70パーセントは黒人である」とも記しています。
ワシントンポストによりますと、米ウィスコンシン州ミルウォーキーの状況はシカゴよりも悪く、黒人は地域人口の26%ですが、新型コロナウイルスに感染して死亡した人々の73%は黒人だということです。
ミシガン州での黒人人口の割合と、新型コロナウイルスによる死亡者のうちの黒人の占める割合はそれぞれ14%/41%、ルイジアナ州では32%/70%、メリーランド州では30%/40%となっています。
ワシントンポストは、「これらの意味深い数字は偶然ではなく、むしろこの国での長い差別的行動の歴史の中で黒人に課された経済的および環境的状況の結果である」と説明しています。
この社説によりますと、ほとんどが都市の郊外に住んでいるアメリカの不法移民らも、新型コロナウイルスの十分な検査や治療を受けられないことから、大部分の人々がリスクにさらされています。
米国では52万1,000人以上が新型コロナウイルスに感染しており、2万人以上が死亡していることから、世界での新型コロナウイルスの感染者の数の点で、世界で第一位となっています。
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