ロヒンギャ族難民キャンプで、初のコロナ感染者(動画)
May 16, 2020 13:59 Asia/Tokyo
バングラデシュ政府関係者の話から、同国南部にあるロヒンギャ族イスラム教徒の難民キャンプの1つで、2人の新型コロナウイルス感染者が出たことが判明しました。
イルナー通信によりますと、複数の人権団体は15日金曜、100万人以上のロヒンギャ族イスラム教徒が暮らすこの難民キャンプで新型コロナウイルスが感染拡大すれば、極めて危険な状況を生み出す可能性があるとして、警鐘を鳴らしています。
ロヒンギャ族イスラム教徒の暮らす難民キャンプの人口密度は、世界各国の大都市の人口密度より高く、新型コロナウイルス蔓延につながる状況に強い懸念が示されています。
バングラデシュ政府は、同国でも新型コロナウイルスの感染が拡大していることを明らかにしており、最新統計では、これまでに2万65人が新型コロナウイルスに感染し、このうち298人が死亡しています。
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