ベネズエラ大統領が、イランに謝意
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マドゥロ大統領
ベネズエラのマドゥロ大統領は、ベネズエラ政府と国民に対するイランの支援に謝意を表しました。
ファールス通信によりますと、マドゥロ大統領は24日日曜夜、ベネズエラの海岸に1隻目のイランのタンカーが到着したことに触れ、イラン政府と国民に謝意を述べるとともに、「ベネズエラは孤独ではない。我々のそばには勇敢な友人がいる」と語りました。
また、イランとベネズエラが平和を希求していることを強調し、「両国には、公海で自由に貿易を行う権利がある」と指摘しました。
さらにツイッターに、イランのタンカー「フォーチュン号」の写真を投稿し、イランがベネズエラにガソリンを輸送したことに感謝のコメントを添えて、「ラマダン月の終わりは、フォーチュン号という贈り物とともに訪れた」と喜びを表現しました。
マドゥロ大統領は、「帝国主義の国々が力ずくで彼らの支配を押し付けようとする時、同胞愛だけが自由な人々を救うことができる」と語りました。
イランは、米国の経済包囲下にあるベネズエラ政府と国民を支援するために、燃料を積載したタンカー5隻を同国に向け派遣しました。
イランが派遣した燃料タンカー「フォーチュン」は数時間前、先頭を切ってベネズエラ沖に到着しており、続いて2隻目のタンカー「フォレスト」も既にベネズエラの領海に入っています。
他の3隻のタンカー「クラベル」、「ファクソン」、「ペチュニア」も、現在ベネズエラ沿岸に向かって航行中です。
米国はこの数か月間、言葉による脅迫に加え、制裁、圧力、経済封鎖によって、反米のベネズエラ合法政府を転覆させようと工作してきましたが、すべて失敗に終わっています。
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