米ホワイトハウスと国防総省が、新型コロナをめぐり対立見解
May 27, 2020 15:46 Asia/Tokyo
-
アメリカでの新型コロナウイルス感染拡大
米ホワイトハウスと国防総省の関係者らが、新型コロナウイルス対策をめぐって相反する見解を示しています。
米政治専門紙「ザ・ヒル」のウェブサイトによりますと、トランプ政権関係者が新型コロナウイルスによる危機は間もなく終わると主張しているのに対し、国防総省は、米軍内の危機は2021年まで続くだろうと警告しています。
同サイトは、国防総省が新型コロナウイルス対策に独自策をとっていることから、ある意味ホワイトハウスと袂をわかち、そのためにトランプ大統領の敵意にさらされているとしています。
国防総省の高官や上級司令官は、米軍の軍事行動停止措置を新型コロナウイルス感染拡大を理由に延長しています。各港湾において軍艦の演習が中止となった他、軍事行動も制限された状態にあります。
この記事はさらに、4月にもトランプ大統領が国内の経済活動の再開を試みたものの、逆にエスパー米国防長官は大規模な軍事行動の禁止を訴えたと伝えました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://urmedium.com/c/japaneseradio
https://twitter.com/parstodayj
タグ