トランプ米大統領、G7サミットを9月以降に延期、4カ国を追加招待の意向 
(last modified Sun, 31 May 2020 13:13:02 GMT )
May 31, 2020 22:13 Asia/Tokyo
  • トランプ米大統領
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トランプ米大統領は30日土曜、6月に米首都ワシントンでの開催を目指していた主要7カ国(G7)首脳会議(サミット)を、9月以降に延期する方針を明らかにしました。

 CNNによりますと、今回はG7構成国に加えてロシアオーストラリアインド韓国も招待したいとの意向を示しています。

トランプ氏は記者団に対し、「G7は世界の現状を反映しているとは思えないので延期する。国のグループとして非常に時代遅れだ」と語りました。

G7の構成国は米国、カナダ、フランス、英国、ドイツ、イタリア、日本の7カ国です。

ホワイトハウスのファラー戦略広報部長はトランプ氏の意向について、 「米国など英語圏の5カ国が、機密情報を共有する枠組み「ファイブアイズ」のメンバーなど旧来の同盟諸国や、新型コロナウイルス感染拡大で大きな影響を受けた国々を招いての、中国の将来に関する協議を望んでいる」と述べました。

新型コロナウイルスパンデミック化するなか、トランプ氏が今月20日のG7サミットの通常通りの形での開催を表明したことに対し、一部首脳らは出席に慎重な姿勢を示していました。

カナダトルドー首相が今月27日、感染への懸念や渡航制限の現状を理由に、参加出席を確約できないとコメントしたほか、メルケル独首相の報道官は30日、メルケル氏は現時点でワシントン訪問を約束できないと述べています。

 

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