新型コロナウイルス
ボリビア元大統領、「新型コロナウイルス感染症は、西側の生物戦争」
6月 09, 2020 13:26 Asia/Tokyo
亡命したボリビア元大統領のモラレス氏は、新型コロナウイルス感染症は、西側の資本主義政策によって引き起こされた生物戦争である、と断言しています。
イランのスペイン語チャンネル・ヒスパンTVによりますと、モラレス氏は7日日曜、アルゼンチンのあるラジオ局のインタビューの中で、「この感染症は、経済戦争の一部あるいは、生物戦争の一部かもしれない。しかし、ええ、・・・我々は生物学的戦争の一部だとほぼ確信している」と強く語りました。
モラレス氏はまた、米国と資本主義システムを新型コロナウイルスを広めたとして非難しました。
さらにインタビューの別の部分で、ブラジルと米国を新型コロナウイルスに対して両国が取った対応をめぐって批判しました。
また、この種の危機に対処する強力な政府の存在の重要性を強調し、「人生を商品として見ることはできない。これが資本主義システムとの私たちとの大きな違いである」と語りました。
モラレス氏は、新型コロナウイルスの感染拡大に対するIMF国際通貨基金の対応を批判し、「このウイルスの感染拡大はボリビアの製造業を麻痺させた。そして、この国は、経済的観点から、IMFとの合意の後、労働者の大幅な解雇と“大使館の閉鎖”という理由により、問題に直面している」と語りました。
南米地域は新型コロナウイルスの感染拡大による死亡者数の増加により危機に瀕しています。
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