アメリカで、メディアへの弾圧が増加
6月 09, 2020 18:33 Asia/Tokyo
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米国警察の暴力
米国警察は、人種主義に抗議するデモ隊の様子を取材していた報道関係者らを攻撃し、その多くを負傷させ、また逮捕しました。
英国紙・ガーディアンは8日月曜、「警察部隊は、人種主義に反対する抗議デモを取材していたカメラマンを襲撃し、このカメラマンを失明させた」と報じました。
米国は長年にわたり、憲法に「表現の自由の権利」を盛り込んでいることを他国に対し誇ってきましたが、現在、米国の人々は同国全土にわたるメディア関係者への残忍な弾圧を目撃しています。
トランプ大統領は大統領在職中のこの4年間、メデ対ィアに対し、汚名を着せ、蔑視し、叩き潰すための努力を惜しまず、報道機関を「人々の敵」と繰り返し呼んできました。
報道およびメディアの自由を支援する人々によってアメリカで形成された複数のグループは、抗議デモの開始以来これまでに、物理的攻撃や、催涙ガス、唐辛子スプレー、プラスティック弾などを用いたジャーナリストへの襲撃が300件以上あったことを記録しています。
米国での人種差別に反対する抗議行動とそれに続く騒動は、白人の警官が黒人市民のジョージ・フロイドさんを殺害した翌日の先月26日から始まり、現在まで継続しています。
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