ロシアが、核合意に対する米の意図的な曲解を批判
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リャブコフ次官
リャブコフ・ロシア外務次官が、核合意に対するアメリカの一方的な解釈を批判し、このような行動が続けば国連安保理の権威が揺らぐことになる、として警告しました。
ファールス通信によりますと、リャブコフ次官は17日水曜夜、「ロシアは、己の利益に沿って偏向的に核合意を解釈しようとするアメリカの試みを、冷酷で辛らつなものと見なしている」とし、「アメリカのこのような行動は、安保理決議2231に合致しない」と語っています。
また、ラブロフ・ロシア外相も今月16日、核合意存続の必要性を強調し、「イランと協力中の国への制裁や武器制裁延長というアメリカの脅迫は違法だ」と述べました。
そして、「アメリカの制裁にもかかわらずイランとロシアの関係は、経済やエネルギー分野で拡大・発展している」と指摘しました。
ザハロワ・ロシア外務省報道官も17日、怒りをむき出しにしたアメリカの攻撃から核合意を守るよう求めています。
安保理決議2231の一部でもある国連対イラン武器制裁の終了期日が近づいていることから、アメリカはこの制裁終了阻止に向けた工作に全力を挙げています。
アメリカは、安保理決議2231を無視して2年前に核合意から離脱したにもかかわらず、新たな法的解釈を主張し、「決議2331に基づき、アメリカはまだ核合意の署名国であり、この枠組みにおいて、核合意内に定められた紛争解消システムを行使する権利がある」と表明しました。
安保理決議2231の条項に照らしての対イラン武器禁輸制裁は対イラン武器禁輸制裁は安保理決議2231の条項に基づき、本年10月18日をもって有効期限が終了します。
トランプ米大統領は2018年5月8日、一方的にアメリカを核合意から離脱させ、核関連の対イラン制裁の復活を宣言しましたが、この行動はアメリカ国内外で大きく非難されています。
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