ボルトン前大統領補佐官が、トランプ氏の反イラン姿勢を暴露
(last modified Mon, 22 Jun 2020 06:11:00 GMT )
6月 22, 2020 15:11 Asia/Tokyo

アメリカのボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)が、近日中に出版される自著の中で、トランプ米大統領はシオニスト政権イスラエルがイランを攻撃した場合、支援を買って出るつもりだったことを明らかにしました。

イスラエルの英字紙エルサレム・ポストによりますと、ボルトン氏は新たな暴露において、トランプ大統領が同氏に対し、シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相が予想される対イラン軍事的措置に出た場合、シオニスト政権を支援すると語った、としました。

トランプ大統領は、2017年に行われた会議の流れの中でこの発言をしたということです。ボルトン氏はその時点でまだ補佐官ではありませんでしたが、会議には出席していました。

ボルトン氏は著書の中で、昨年8月にザリーフ・イラン外相がフランスで開催されたG7先進国首脳会議に合わせて訪仏した際の出来事にも触れています。

同氏はその中で、マクロン仏大統領がトランプ大統領をザリーフ外相との会談に招き、トランプ大統領には面談の意向があったとしています。

ボルトン氏の著書内容が公開される中、トランプ大統領は怒りを募らせています。

ボルトン氏はこの本の中で、トランプ大統領が今年の大統領選挙で自身の再選を支援するよう中国に求めたことを初め、それ以外にも同大統領の権力乱用振りなど、複数の出来事を明らかにしました。

トランプ大統領とホワイトハウス関係者らは、イランと協議を行う用意があると発言しては、矛盾した詐欺まがいの表明を常に繰り返しています。

イラン当局は、対米協議再開の唯一の条件はアメリカが核合意に戻ることだと強調しています。

 

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