OPECプラス、産油増で合意
7月 16, 2020 19:02 Asia/Tokyo
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産油増
OPECプラスの合同モニタリング委員会閣僚級会談が、8月1日から産油制限の緩和を開始することで合意しました。
ブルームバーグが報じたことろによりますと、同委員会はまた、これまでの数か月に合意基準を遂行しなかった一連の諸国に関して、割当て量を厳格化することで一致しました。
OPECプラス諸国の総産油量は、制限の緩和により日量200万バレル増えることになり、新たな制限導入前の日量970万バレルの産油削減量から770万バレルとなります。
新たな制限レベルは2020年末まで続けられることになっており、その後、2022年5月まで割当て総量は580万バレルに下げられます。
OPECとOPECプラス参加国は今年4月12日、産油制限合意を結びました。5月1日に発効の合意内容は、5-6月に参加国らが日量970万バレルの減産をおこない、7月からは日量減産量を770万バレルに落として段階的に増産、2021年1月から2022年4月までの期間は580万バレル減にするとなっていました。しかし6月初め、取引参加国らは条件を変え、現行の制限レベルを7月末まで続けることで合意していました。
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