ハリケーン「ハナ」、米大統領が築いた国境壁を損壊
7月 27, 2020 16:36 Asia/Tokyo
ハリケーン「ハナ」は、多額の費用をかけた米国とメキシコの国境壁の一部を損壊させました。
イルナー通信によりますと、米カリフォルニア州当局は26日日曜、ハリケーン「ハナ」により同州にあるメキシコとの国境壁の一部が損壊したことを明らかにしました。
また、テキサス州の一部が冠水しています。
米サンフランシスコの裁判所は以前、「メキシコとの国境壁の建設を目的に米国防総省への特別予算を充当したトランプ大統領の措置は憲法違反」という決定を下しています。
トランプ大統領は、2016年の大統領選の公約の一つに国境壁の建設を掲げ、壁の建設続行を強調しており、できる限りの範囲で国防総省の予算の一部をこの事業に割り当てています。
トランプ大統領は、2020年の予算で、国境壁の建築費用として約90億ドルの予算を要求しました。
米民主党とトランプ大統領は、メキシコとの国境壁の建築のための驚異的な額の予算をめぐって対立し、これまでに数回政府機関の閉鎖という事態を招いています。
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