米大統領が、コロナ対策担当ホワイトハウス調整官を初めて批判
8月 04, 2020 17:58 Asia/Tokyo
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トランプ大統領とバークス氏
トランプ米大統領は3日月曜、ツイッターにおいて、デボラ・バークス・新型コロナ担当ホワイトハス調整官を批判しました。
CNNによりますと、今回の発言は バークス氏が米国内での新型コロナについて「複数の都市で第2波が始まっている」と警告したことを受けてのものです。
バークス氏はこれに先立ち今月2日、CNNの番組で「米国のウイルスとの闘いは新たな段階に入った」とし、第1波に当たる今年3月から4月の時点よりも感染が拡大していることを指摘していました。
米政府関係者による保健衛生当局者への批判はこれまでにもあったものの、バークス氏がトランプ氏により公然と槍玉に上がるのは初めのことです。
トランプ氏は3日月曜、ツイッターで「我々はチャイナウイルスと闘うため、ワクチンや治療法の開発などで成果を上げており、それは他国と比べて決して遜色ないものだ。デボラの表明は極めて遺憾だ」としました。
米国は、新型コロナウイルスへの感染者数と死亡者数の両方で世界で最多となっています。
統計によりますと、米国ではこれまでに486万2,174人が新型コロナウイルスに感染しており、そのうち15万8,929人が死亡しています。
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