米国連大使「中露が対イラン決議に拒否権行使の可能性」
8月 05, 2020 20:30 Asia/Tokyo
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ケリー・クラフト国連大使
アメリカのケリー・クラフト国連大使は、ロシアと中国が国連安保理での対イラン決議に拒否権を行使する可能性に言及し、対イラン武器制裁の延長を強調しました。
国際金融情報サイト・ブルームバーグによりますと、アメリカ政府が反イラン政策を継続し、イランから核合意による利益を奪い続けている中で、クラフト大使は5日水曜、オンライン形式で行われた安全保障関連の会議で演説し、対イラン武器制裁延長の必要性を強調すると共に、ロシアと中国が対イラン決議案に拒否権を行使する可能性があると指摘しました。
ブルームバーグはまた同日、別の報道の中で、「国連米代表部は、安保理に対イラン制裁延長の新たな決議草案を提出した」と報じました。
国連による対イラン武器制裁の終了期日が今秋に迫り、アメリカは制裁延長に向けて躍起になっています。この制裁は今年10月18日に解除される予定です。
中国とロシアは、対イラン武器制裁延長に向けたアメリカの措置に反対を表明しています。
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