米ロサンゼルス市民が星条旗を焼却

9月 01, 2020 19:56 Asia/Tokyo

アメリカで、人種主義や不公正に抗議する街頭でのデモが続く中、同国カリフォルニア州ロサンゼルスの市民集団が警察署を襲撃し、星条旗を焼却しました。

ロシア・スプートニク通信によりますと、黒衣をまといマスクを着用した人々の集団がロサンゼルス市内のある区域に集結し、警察署を閉鎖し、警察に反対するスローガンを連呼して、警察署前のポールから星条旗を引き下げ、焼却しました。

ロサンゼルス市警の発表によりますと、政府や治安部隊に反対するスローガンが壁に落書きされていたということです。

ロス市警はまた、同暑が先月３０日にも５０人ほどの集団に襲撃され、抗議者らが建物の壁にペンキで落書きし星条旗を降ろして抗議の意を表明していたことを明らかにしました。

最近、全米各地で人種主義に反対する抗議行動や暴動が拡大しています。

しかし、ロサンゼルス市警が受けた被害の正確な情報は発表されていません。

アメリカでは、警察の暴力的な対応や人種主義への抗議行動が続く中、同国オレゴン州では抗議者らが同州ポートランド市長の自宅前に集結し、同市長の辞任を求めました。

アメリカでは、今年５月２５日に黒人市民ジョージ・フロイドさんが白人警官に惨殺されたことをきっかけに開始された人種主義に反対する抗議行動が、ＳＮＳ上に別の黒人青年に対する警察の発砲映像が公開されて以降、さらに激化しています。

ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。