9月 29, 2020 14:20 Asia/Tokyo
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国連安保理が、アルメニアとアゼルバイジャン間の最近のナゴルノ・カラバフ地域をめぐる衝突を検討するため、29日火曜に緊急会議を開催します。

イルナー通信によりますと、今回の緊急会議はドイツとフランスの要請により実施される見込みです。

27日日曜未明から、アルメニアとアゼルバイジャンがかねてからの係争地ナゴルノ・カラバフ地域で衝突し、これまでに双方から多数の死者が出ています。

イラン・ザリーフ外相は同日夜、これらの交戦国の外相らと個別に電話会談し、双方に自重・自制と停戦、そして敵対行為の即時停止と、国際法に沿った対話の開始を呼びかけました。

また、両国に対し、イランには対話の開始と平穏・和平の確立、停戦成立に向けて全力を尽くす用意があることを表明しています。

アゼルバイジャンとアルメニアは、アゼルバイジャン領内にあるアルメニアの実効支配地・ナゴルノカラバフをめぐり対立しています。

この地域をめぐる両国の対立は1988年にまでさかのぼり、1991年には一部の国の介入により緊張がさらに激化し、軍事衝突に発展しました。

ナゴルノ・カラバフ問題は解決に向けて国際的な努力がなされているものの、一部の国の偏った立場表明や干渉により、これまで解決に至っていません。

 

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