米大統領選の討論会開催地で反人種主義デモ
9月 30, 2020 18:39 Asia/Tokyo
米大統領選に向けたトランプ大統領とバイデン民主党候補の第1回討論会開催地となったオハイオ州クリーブランドで、人々が構造的人種差別に抗議して集会を開催しました。
イルナー通信によりますと、29日火曜、抗議する人々は、テレビ討論会の開催場所からわずか5分の距離にあるラグーンパークに集まり、国内で行なわれている人種差別や最近の裁判で警官が不起訴となったことなどに抗議の声を上げました。
このデモは、トランプ大統領とバイデン民主党候補の第1回テレビ討論会が数時間後に迫る中で開催されました。
両者による討論会は同日、クリーブランド市内にあるケース・ウェスタン・リザーブ大学で開催されました。
米各都市は今年5月下旬以降、警察の人種差別に対する抗議運動の舞台となっています。
去る5月25日、ミネソタ州ミネアポリスで白人警官が黒人男性ジョージ・フロイドさんを拘束中に殺害する事件が発生しました。この事件は人々の強い怒りを掻き立てましたが、米警察と治安部隊は、トランプ大統領の命令により抗議者らの強制排除に乗り出しています。
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