10月 01, 2020 19:49 Asia/Tokyo
  • ロシア外務省
    ロシア外務省

ロシア外務省が、アルメニアとアゼルバイジャンの軍事衝突への参加を目的とした、ナゴルノ・カラバフ地域への外国人傭兵の移送に関して警告しました。

ロシア・タス通信によりますと、ロシア外務省は声明を発表し、(アゼルバイジャン領内にあるアルメニアの実行支配地、)ナゴルノ・カラバフ地域への外国人傭兵派遣に関して情報を得ているとし、「この問題は、確実に当該紛争地域での衝突の激化につながるのみならず、コーカサス地域のすべての国の安全保障にとって、長期的な脅威となるだろう」と表明しています。

ペスコフ・ロシア大統領報道官も、「わが国の軍事関係者は、ナゴルノ・カラバフ地域での状況を注視しており、この紛争に関するすべての情報や各国の首脳の表明を綿密に解析している」と語りました。

先月27日朝から、ナゴルノ・カラバフ地域で両国軍が軍事衝突し、これまでに双方から多数の死傷者が出ています。

ナゴルノ・カラバフ地域をめぐるアルメニアとアゼルバイジャンの対立は1988年に始まり、その後、軍事衝突に発展し、一部の国の干渉により再度激化しています。

現在までに、イランなどの多くの国が軍事衝突の即時停止および、アルメニア・アゼルバイジャン間の対話の開始を求めています。

 

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