トランプ大統領、追加経済対策の協議打ち切りを指示
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トランプ大統領
トランプ米大統領は6日火曜午後のツイートで、新型コロナウイルス感染拡大に対応する追加経済対策の協議を来月の大統領選後まで停止するよう指示したことを明らかにしました。
CNNによりますと、突然の発表に、与野党の間で驚きが広がっています。
トランプ氏は一連のツイートで、交渉担当者に協議停止を指示したと述べ、「大統領選で私が勝った後すぐに、勤勉な国民と小規模事業者に焦点を置いた大きな経済対策案を可決させる」と表明しました。
米経済の回復に向けた対応としては、春に成立した経済対策法に基づく2.2兆ドル(約230兆円)規模の支援がほぼ底をつき、追加対策の規模をめぐりムニューシン財務長官と民主党のペロシ下院議長の間で協議が続いていました。
トランプ氏は6日、共和党のマコネル上院院内総務とマッカーシー下院院内総務、直後にペロシ氏との協議を控えたムニューシン氏と非公開の電話会議に臨んだ後で、ツイートを投稿しました。
会議の内容に詳しい関係者によると、同氏は協議打ち切りには言及していなかったということです。
マコネル氏はCNNの質問に対し、打ち切りの決断を支持すると答えました。しかし来月の選挙で改選対象となる共和党議員らからは、「打ち切りは大きな間違い」「賛同しかねる」として再考を求める声が上がっています。
ペロシ氏は声明で、「トランプ氏が国を犠牲にして自分を優先するという正体を改めて示した」と強く非難しました。
ペロシ氏のスタッフによると、両氏の電話協議ではマコネル氏がトランプ氏の決断を確認し、ペロシ氏が失望を表明したということです。ペロシ氏はさらに、トランプ氏の精神状態が新型コロナウイルス感染症治療のために投与されているステロイド薬の影響を受けている可能性も指摘しています。
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